Sangioleleについて
サンジョレーレは私たちにとっての“イタカ”、モンタルチーノにある小さな楽園です。昔ながら大切に耕されてきた、手つかずの自然が残る谷間にあります。
私たちの小さな農園は、ヴァル・ドルチャの端に位置し、かつて動物の避難小屋として使われていた古い小屋を丁寧に手直しして新しい住まいに変えました。そしてすぐに、古くから続く農業の伝統を受け継ぎながら畑の栽培を始めました。
こうして、60年以上の歴史をもつ古い葡萄畑の横には、新しい葡萄の列、オリーブの木、そしてイチジクの木々が息づくようになりました。
今日、私たちはその努力の実りを誇りをもって収穫しています。
植物と土壌を大切にした手づくりのワイン。
濃厚な香りと独自の味わいを持つオリーブオイル。
太陽と風をたっぷり受けて育った、生命力あふれる土地のイチジク。
私たちは、大地と人の健康にとって不可欠であるバイオダイナミック農法の理念を深く信じています。
農作業はすべて月の満ち欠けを観察しながら計画し、播種、剪定、瓶詰め、その他すべての工程において、最も適したタイミングを選んで行います。
私たちのアプローチはホリスティックであり、いかなる妥協もせず、化学的な添加物を一切使用せずに作業を行っています。
植物は低収量で育て、葡萄畑には銅や硫黄といった自然由来のものだけを使用し、その量も常に有機農法で定められた基準を下回るよう管理しています。